Translate

2011年10月28日金曜日

般若復活

どんどろの人形部屋のドアにかかっていた般若の壁掛けを
表玄関の戸に復活させました。

ボロボロだったし
片方の般若の角が折れていたので
直そうと思っていて大工さんの木工所においてきたら
大工さんが鹿の角を着けて、リメイクしてくれていた。


これがそんなに大事なもんかぇ?と
言われました。・・・確かに。
 
この表玄関の戸は一次工事の大工さんチームが
解体になる蔵からもらってきてくれたものです。
とても気に入っています。
般若の壁掛け、屋外には似合わないかしら・・・ 

2011年10月26日水曜日

連れ帰った人形たち

お見送りするのをためらって
連れ帰った岡本さんの人形たち、です。

もしも譲って欲しいという方がいらっしゃいましたら
yumehina.net◎gmail.com
(※◎を@に置き換えて下さいね)
まで、連絡下さい。

展示室に行けなくて、とどまった人形たちを
またこのようにご紹介したいと思います。


ちょっとおかしな子たちですね。

阿智高校で宇津神楽

朝8時に出発して
下伊那郡の阿智高校に行ってきました。
朝10時半に舞台をやりました。

場所は武道館。
1クラスの授業でした。

お面越しに見える観客席。
田舎の純朴な高校生をイメージしていたけれど
結構、あか抜けているんですね・・・。
(単純に私が時代錯誤なのか)

本当に皆さん、よく見て下さって、
有り難うございました。
先生も生徒さんの様子に感心していらしたので
嬉しかったです。
校長先生も大変喜んで下さいました。

私も新鮮な発見がありました。
いつもとは違う演じ方になりました。

大人の(学生ではない)観客に対しては
自分の本気をぶつけて、
それごと舞台を見て頂こう、という気持ちで演じているけど
もしかしたら今日それやったら
滑稽に映るんじゃないかと感じました。
なので、いつもは「グワッ、グワッ!」と真面目に決めるところを
面の下に隠れている
自分の顔が真顔にならないようにやってみました。
そしたら身のこなしも変わり
こういう演じ方もあるもんだ、と
知りました。

今日の様子を撮ってもらいましたが
データをまだ受け取っていないので
届き次第アップしますね。
高校で公演なんて、もしかしたら最初で最後の
貴重な写真になるかもしれませんよ。

阿智高校を後にし、
11月から(おそらく)新しくレギュラーの舞台をすることになった
場所の下見に行ってきました。
こちらも始動したらまた報告したいと思います。


現在工事中。



2011年10月24日月曜日

高校で宇津神楽?!

明日は下伊那郡の高校の授業で
宇津神楽をやる予定です。
学校って初めての経験なので
事後報告楽しみに?していて下さい。

早い午前中の上演なので
いつもより3時間早く寝たいと思います。
(寝れないんだよな・・・これが)

3月、「雛がたり」の公演が予定されているので
稽古場には「雛がたり」をひろげています。

人形を3代目にするつもりです。


「雛がたり」という演目の自作の
2代目少女人形と母親(おかめ)の面。



奇術を楽しむ日曜日

地元のマジッククラブのイベントに行ってきました。
「是非来て下さい。当日、簡単なお手伝いでステージに上がってもらうかも」
という会長さんからのお誘い&予告を頂いていました。

存じ上げている町内の方が
普段は見せない表情で一生懸命舞台に立っておられました。

後半、やっと会長さんの出番となった。
奥様とのコンビでイリュージョン!奥様が宙に浮いた。
ひやー、凄い。

私の頭の中は「どういう仕掛けならああなるか?」と思考の高速回転。
答えは案外身近なところにあるのではないだろうか。
マジックショーは勉強になる。

そして予告どおり、「舞台に上がって頂けますか?」
そう呼ばれて、私は再び舞台に上がった。
(実は他のマジシャンの方からも舞台に呼ばれるという想定外が起きていた)

ロープを同じように結ぶように言われた。
同じようにしたが私は失敗した。
(会場は少し良い笑い)
2回目も3回目も私は失敗した。

もしかしたら最後は成功して
会場が沸いて終わるはずだったのでは・・・

そう思ったらとてつもなく心配になったが
会長さんはロープのネタを切り上げて(終わったのか?)
次のネタへ・・・。
私の出番は終わり
その後会長さんのマジックショーは無事大成功に終わりました。

私もからくり人形を作って遣うし、
宇津神楽は衣装は仕掛けだらけ。
岡本さんは
「俺らの舞台はマジックの要素が強いんだよ」と
良く言っていた。

「仕掛けはあくまでも原始的に。小細工に走るな。」

岡本さんの教えの正しさは身を以て感じています。
これからも大事な教訓の1つとしてキープしていきたいと思います。


お土産にチョコを頂きました。


2011年10月23日日曜日

宇津神楽-10

今夜は昼神温泉 石苔亭いしだ「紫宸殿の宴」の日。
演目は今年8月下旬に発表したばかりの新作です。

「この演目はずっとカウントしていけば?
1000回まで出来るといいね」
というアドバイスを頂いたので、
これから公演数をカウントしていきたいと思います。
今夜で10公演目です。

演目は「障遣願舞 宇津神楽(さやりがんまい うつかぐら)」と言います。
「子供の無邪気な心で うつうつとした世界を晴れやかにしていく」
という内容の神楽です。


最後は幼い女の子が“うつ女の尊”となり登場します。
無数のつるし飾りがちりばめられた美しい衣装です。





2011年10月22日土曜日

岡本部屋より

建物の改築の事で
アイディアをもらったり、具体的な相談できる大工さんや職人さんが増えた。
懐かしい「DONDORO」の入り口の引き戸。
周辺との寸法の兼ね合いで重なりが出来ています。
先々は切り詰めをして、サイズを整えたいと思います。


表玄関を入って岡本芳一人形展示室。
(通称:岡本部屋)
この引き戸を入れば稽古場。
(7割完成)


岡本芳一人形展示室の土間。
 ここの土間を施工して下さった職人さんの最後のこだわりの技。
小さな赤い車輪が見えますか?

「美千香さんが頑張ると、一緒にこの赤い車輪も回って行くよ」と
メッセージを頂いた。

2011年10月21日金曜日

小春日和な一日

地元公演の案内を持って(11/16の!)ご近所を回る。
その流れで下の天竜川まで散歩。
帰り道、通りかかった仲良しの大工さんのトラックに拾われる。

話の流れで大工さんの何でも燃やせる高級焼却炉で
いろんなものを燃させてもらうことにした。

岡本さんが元気になるように祈って
みんなで折った千羽鶴とかね。

焼却炉の前に大工さんが簡単に祭壇をこしらえてくれた。
白い紙にくるんで塩と酒で清めて
お経をよんだ。
ゴミを燃すだけと思っていた大工さんも
この様子に巻き込まれ
線香やロウソクや花など家から持ってきてくれた。

色んなものを片付けて、処分しなければならない。
自分で燃えさかる炎まで見届ける事が出来るのは
いい。

河川敷に腰掛けて
しばし景色を眺めます。


今度はゴロンと仰向けになって
雲を眺めます。




  




2011年10月20日木曜日

なるだけ怖い外観に・・・

どんどろハウス時代に掲げていた芝居の絵看板。
生まれ変わったゆめひなの家にも再び取り付けました。
人の出入りの多いお勝手側にわざと掲げました。
家の外観はちょっと妖しく怖い感じにしたいです。
まだまだ家の改造は進行中です。
津軽の劇団夜行館の
すごく昔の絵看板です。
(演目は傀儡童女)

2011年10月19日水曜日

初めてのケーブルテレビ収録


先月末に、
今回参加する「信州いいなか里山泊覧会」の広報活動の一環で
実行委員の方とケーブルテレビに出演しました。
地元の行政放送の番組で、飯島町と中川村で合わせて2週間流れました。

こんな普通の格好で、(終盤“猫姫スタイル”に変身しますが)
台本がある収録に初めて挑戦しました。

良い経験になりました。

「信州いいなか里山泊博覧会」の詳細は
ゆめひなサイトにて。
http://www.yumehina.net/


出発前にパチリ。
ミイコまで写りにきました。
 

2011年10月18日火曜日

ブログ再開しました!

第2弾、ゆめひなブログも
鹿児島弁をちりばめたタイトルにしました。

タイトルにある「鈴かけ馬」とは
鹿児島神宮のお祭り、初午祭(はつうまさい)で
クビに幾重にも鈴、背中に五色の布を掛け、その上に米俵や初鼓(豆太鼓)
そして沢山の花をつけたシダレ柳が飾られた馬のことです。
にぎやかなお囃子にのって、マンボのようなステップで踊るんですよ。
五穀豊穣、厄除招福を祈願する特殊な祭事です。
(ポニーのチビさんは愛らしすぎます!)

鹿児島神宮は私がお宮参りに行った神社ということもあり
私にとっては縁の深い神社です。

ヒナジョ=雛人形。
私は人形という意味でこの言葉を使っています。

「鈴かけ馬」と「ヒナジョ」と
どこまでもどこまでも踊りながら人形遣いの道を
進んでいきたいと思いました。

伊那谷に好きで住み着き
目を閉じて鹿児島を思います。